
比較経済体制学会 第65回全国大会
日程:2025年6月28日(土)・29日(日)
北星学園大学(札幌市厚別区)
お知らせ
本ウェブサイトについて
ここは,2025年6月28-29日に北星学園大学(札幌市厚別区)において開催される比較経済体制学会第65回全国大会の公式ウェブサイトです.
共通論題:ウクライナ侵攻とユーラシア地域の通貨・金融
ロシアのウクライナ侵攻はユーラシア地域の通貨・金融事情にも大きな影響を与えた.対ロ金融制裁での SWIFT 排除と外貨準備凍結では,ユーラシア地域の脱ドル化と人民元の国際化が後押しされるかと思われたが,中国は不動産不況等から 14 年ぶりの金融政策の転換と元安で自国通貨の安定に腐心している.ロシア・ルーブルは開戦直後の暴落ののち,高金利政策下で相対的安定の様相を示した一方,ウクライナでは,その復興に際しては経済成長を阻んできた脆弱な金融システムとドル化/ユーロ化への解決が求められよう.そこで共通論題では,ウクライナ侵攻を受けて大きく変容しているユーラシア地域の通貨・金融情勢に焦点を当て,地域の「基軸通貨」,ロシア,中国,ウクライナ各国の通貨・金融事情を多角的な観点からそれぞれの分野の専門家により報告をしていただく.会員各位には奮ってご参加いただきたい.
大会プログラム委員長:松澤祐介(静岡大学)
大会プログラム委員:田畑伸一郎(北海道大学),梶谷懐(神戸大学),金野雄五(北星学園大学)
大会組織委員長:金野雄五 (北星学園大学)
大会組織委員:服部倫卓(北海道大学),日臺健雄(和光大学),道上真有(新潟大学),安木新一郎(函館大学)